「いざDJをはじめたものの、曲はどうやって集めればいいんだろう?」
あなたもこのように思ったことがありませんか?
DJ機材を一通り揃えた方が、次にぶつかる壁はここかなと。
そんな方に向けて、この記事ではDJプレイに不可欠な曲の集め方と、その際に注意したいポイントについてご紹介していきます。
ここで紹介するサイトはいずれもプロのDJ御用達の鉄板サイトばかりなので、初心者の方は迷わずこのサイトを利用してみましょう!
DJ CITY

DJ CITYはレコードプールといって、定額制で曲をダウンロードし放題のサービスです。
いわゆるサブスクリプションサービスですね。
料金は3ヶ月で11,000円(月額約3,500円強)です。
登録時に10,000円以上の金額を払うことになるため、少々高く感じるかもしれませんが、その分無制限に曲をダウンロードすることが可能なので、購入する曲数によっては単品買いよりも全然お得です。
また世界的に知名度の高いサイトで、DJ初心者の方はまずここから曲を集める人ばかりでしょう。
特徴としてはHIP HOPやR&Bジャンルの曲が多いと言われています。
ただ上記だけでなく様々なジャンルがありますし、ビルボードのランキングに入っているようなメジャーな曲も多いので、初心者の方はまずここから始めてみるのがおすすめです。
HEADLINER MUSIC CLUB

Headliner Music ClubはDJ CITYと同じく、定額制でダウンロードし放題のレコードプールです。
1ヶ月で約3,000円強(30ドル)、3ヶ月で7,500円強(72ドル)の2プランから選ぶことが出来ます。
DJ CITYと比べてややバリュエーションが少ないイメージがありますが、ここでしかダウンロードできないオリジナルの曲が多くあるので、お金に余裕がある方はDJ CITYと併用するのもアリです。
DMS

DMSも上記2つのサービスと同様、定額制サービスのレコードプールです。
しかし加入するプランによってはダウンロードし放題というわけではなく、月々の楽曲制限があります。
約3,000円/1ヶ月で40曲までダウンロード可能なプラン、
約4,500円/1ヶ月で80曲までダウンロード可能なプラン、
約6,500円/1ヶ月で無制限にダウンロード可能なプランと三種類のプランがあり、無制限プランは結構値が張ります。
このサイトの特徴と言えば、他のサイトにはあまりない少し古めの曲が割と多いことです。
一般的にレコードプールってどんどん掲載曲を入れ替えていくので、数年前に流行った曲などは手に入れられないことが多いです。
そんな中DMSは数年前の曲でも割とダウンロード出来ることが多い印象です。
お財布と相談して、興味のある方は是非のぞいてみては?
BEAT PORT

BEAT PORTはこれまで紹介した2つのサービスとは違い、商品を単品買いできるサイトです。
あまりメジャーな曲は少ない印象ですが、EDMをはじめとしたクラブ映えするような曲は非常に多いので、クラブミュージックが好きな方ならお気に入りの曲が多く見つかるはずです。
BAND CAMP

BAND CAMPはBEAT PORT同様に単品買いが出来るサイトです。
基本的に有料ではあるものの、このサイトの特徴は無料でダウンロード出来る曲もあるということです。
DJ機材を揃えるのにお金をたくさん使ってしまったので、曲集めにはあまりお金をかけられない、という方はまずはこのサイトから始めてみると良いでしょう。
TRAX SOURCE

TRAX SOURCEは単品買いのサイトです。
このサイトはHOUSEジャンルの曲が非常に豊富にあります。
というか、HOUSEばっかりですここ。
なのでHOUSEジャンル好きな方にはもってこいですね。
僕もかなり愛用しています。
※曲集めの注意点
曲を集める際に、ただただ好きな曲を無作為に集めると、その後のDJプレイに支障が出る可能性があります。
しかしこれから紹介する2点を意識すると、その後のMIX(曲を連続してつなぐこと)作りもスムーズになります。
余談ですが、なぜこの記事を書いたかというと、僕自身がDJを始めたばかりの頃、あまりに幅広いジャンル、BPMの曲を何も考えずにかき集めたせいで、最初まったくDJプレイがはかどらなかったからです。
好きな曲を一通り集めて、さぁいよいよDJプレイだと意気込んだものの、ジャンルがバラバラすぎて聞いていて全然気持ち良くないMIXを量産しました。
せっかく高いお金を払って機材を買ったのにすぐに飽きそうになったという過去があります。
あなたも僕と同じような過ちをしないよう、下記内容を是非参考にしてみて下さい。
曲集めのポイント① BPMが同じくらいの曲を集める
BPM(Beats Per Minute)という言葉をご存じでしょうか?
これは曲のテンポを指します。
数字が大きいほど速いテンポ、小さいほど遅いテンポとなります。
曲を集める際には、まずこのBPMが同じくらいの曲を中心に集めていきましょう。
なぜかというと、BPMがかけ離れている曲同士はミックスをしづらいからです。
例えばBPMが64の曲とBPMが110の曲のだと、テンポが全く違うので、自然に曲をつなぐことが難しいです。
ただBPMが大きく乖離している曲同士をつなぐ方法は一応あるのですが、初心者のうちは困難ですので、避けておいたほうが無難かと思います。
この表記は音源をダウンロードするサイトにも必ず書いてますので、ダウンロードする際はチェックするようにしておきましょう。

例えばDJ CITYだと上記のようにBPMの記載があります。

↑はBeat Portでの曲の購入画面です。
こちらにも画像右側にBPMがいくつなのか記載されています。
曲集めのポイント② ジャンルが同じ曲を集める
ここはBPMほど重要ではないですが、初心者の方が曲をつなぐという観点からみると、まずは同じようなジャンルの曲を集めることをおすすめします。
理由はBPMの時と同じで、全く異なるジャンルの曲だと、曲同士をつなぐことが難しくなるからです。
急に曲調が変わりまくると、聞いている人も困惑しますよね。
もちろんDJプレイ自体に慣れてこれば、まったく違うジャンルにつなぐ手法もあるのですが、やはりこれも初心者のうちは王道を行くべきです。
なので最初は自分が好きな曲のジャンル2~3種類に絞って、それぞれ曲を集めることをおすすめします。
自分の場合はFUTURE HOUSEやDISCOなどのジャンルを中心に集めています。

例えばDJ CITYでは曲をダウンロードする画面内に、先ほど紹介したBPMと同じように、ジャンルが掲載されています。
ジャンルをクリックすると、そのジャンルの曲一覧に移動できるので、同ジャンルの曲をまとめてダウンロードすることが出来ます。

↑はBand Camp内の画像です。
こちらも各曲の直下にジャンルがちゃんと記載されていますね。
さいごに 頭の中でどうMIXするか考えながら集めよう!

ここまで曲集めに使うサイトと、チェックポイント2つを紹介してきました。
もちろん原則は自分の好きなアーティスト、曲を集めることですが、その後のスムーズなプレイを見越して、初心者の方はまずこの3つのポイントを意識してもらえればと思います。
また最後に一つお伝えしたいのは、曲を集める際に何となくでいいので、この曲はどの曲とどのようにつなごうか?と考えながら集めることをおすすめします!
例えば「このメロディ好きだ!」と思って勢いよくダウンロードしてみたものの、意外と手持ちのどの曲ともつなげづらい、、、ということが多々あるからです。
DJ CITYのようなサブスクのサービスであれば何曲でも落とせるのでまだいいですが、Beat Portのような単品買いのサービスの場合、損してしまいますからね。
では皆さん引き続きDJライフを楽しみましょう。
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