コーヒーが筋トレに効く!?その効果とは?

マッチョになる

筋トレをする前に、コーヒーを飲むと筋トレの効率が上がることはご存じですか?

コーヒーと筋トレ、一見なんの関係もなさそうにみえますよね。

しかし、筋トレをする際にコーヒーに含まれるカフェインを摂取することで、さまざまなメリットがあるのです。

ではカフェインのもたらすメリットとは一体何でしょうか?

カフェインが脂肪燃焼効果を促す

カフェインを摂ることで、運動中の脂肪燃焼効果が高くなります。

カフェインを摂取すると、神経を興奮、覚醒させる作用のあるノルアドレナリンが活発に働きます。

このノルアドレナリンの分泌量が増えると、体内のリパーゼという消化酵素の働きが促進されるのですが、このリパーゼは体脂肪を分解してくれる働きがあります。

こういった仕組みで、カフェイン摂取により脂肪燃焼の効率が上がると言われています。

カフェインが筋力をアップさせる

意外かもしれませんが、カフェインは筋力向上にも一役買います。

カフェインの摂取により、体内でカルシウムイオンの分泌が促進されます。

このカルシウムイオンは、筋力を発揮する際に使われる物質なのですが、これがたくさん分泌されることで、筋力が向上するというわけです。

カフェインが集中力をアップさせる

カフェインの持つ覚醒作用によって、トレーニング中の集中力が高まり、効果が増大します。

筋トレを行うことで、眠気を引き起こすアデノシンという物質が分泌されるのですが、カフェインはこのアデノシンの働きを抑制します。

そうすることで、筋トレによる疲労や眠気などを感じづらくなり、集中力を発揮できる時間が長くなるのです。

コーヒーを飲む時の注意点について

さまざまなメリットがあるコーヒーですが、摂取する際には以下のいくつかの点に気をつけて飲むようにしましょう。

運動を行う30分~1時間前にコーヒー飲む

カフェインの効果が最も活発に表れるのが、摂取してから30分~1時間後くらいです。

カフェインの働きが最もピークになる時間帯にトレーニングができるよう、意識して摂取してみましょう。

できればブラックコーヒーを飲む

砂糖やミルクを入れることで、カフェインの効果が減少します。

砂糖やミルクを入れないと飲めない方は無理する必要はありませんが、ブラックコーヒーでも構わないという方は、できればブラックを飲むようにしましょう。

摂取量は体重1㎏あたり3㎎

自身の体重×3㎎が適切な量と言われています。

例えば体重が60㎏の人であれば、大体180㎎ほどになります。

夜遅くの摂取はなるべく避ける

ご存じの方も多いかと思いますが、カフェインには覚醒作用があり、夜遅くに飲んでしまうと寝つきが悪くなる可能性があります。

これは眠気を引き起こすアデノシンというホルモンの働きを、カフェインが妨げるためです。

個人差がありますが、カフェインは摂取してから4~8時間は作用すると言われているため、コーヒーを飲むのは遅くとも睡眠の4時間前までにするのがおすすめです。

コーヒーにはメリットがたくさんあります

筋トレのおともに、コーヒーを取り入れてみるのはいかがでしょうか?

コンビニや自動販売機など、どこでも手軽に買うことができますし、筋トレの効率も高めてくれます。

さらに抗酸化作用など、コーヒーは身体にとって良い面がたくさんあります。

ただカフェインは中毒性もありますので、摂取しすぎは避けるべきですが、適切な範囲内であればむしろ身体に良いことばかりです。

コーヒーを普段あまり飲まないという方も、日常生活に少しずつ取り入れてみてください。

タイトルとURLをコピーしました