皆さん、オートミールをご存じでしょうか?
朝食としてオートミールを食べている方もいるかもしれませんが、日本ではまだマイナーな食品だと思います。
自分も最近になってから、その存在を知りました。
実はこのオートミール、大変栄養価が高く、海外ではメジャーな食品としてよく食べられています。
また筋トレやフィットネスなど、トレーニングをしている方にも好んで食べられています。
では一体オートミールとは何なのでしょうか?
また運動をしている人たちが、なぜこのオートミールを好んで食べているのでしょうか?
オートミールとは、低カロリーの高栄養食材です

オートミールとは、オーツ麦という穀物の一種のことで、グラノーラの原材料にもなっている食材のことです。
その特徴は、低カロリーで栄養価が高いということです。
ざっとその特徴を紹介すると、↓こんな感じ。
- たんぱく質が豊富
- 食物繊維が豊富
- 低GI食品のため、太りにくい
たんぱく質が豊富
まず何といってもたんぱく質の含有量が、他の食材と比べても多いです。
100グラムあたりの含有量は13.7グラム。
これは卵や白米にも勝ります。
たんぱく質は身体の約2割を構成する重要な栄養素で、皮膚や毛髪、臓器や筋肉などもまたこのたんぱく質から出来ています。
厚生労働省が発表している一日の摂取目安量は体重×1グラム。
体重50㎏の人なら、50グラムのたんぱく質が理想の摂取量となります。
食物繊維が豊富
またオートミールには食物繊維も豊富に含まれます。
100グラム当たりの含有量は、9.4グラム。
これは白米の約15倍、しいたけの3倍、ゴボウの1.6倍ほど!
野菜やキノコ類と比べても、より豊富に食物繊維を含んでいるのです。
非常に豊富に食物繊維を含んでいるので、便通や腸内環境の改善に役立ちます。
低GI値食品のため、太りにくい
GI値というのは、食後の血糖値の上昇度合を表す数値です。
このGI値が高い食品を食べると、食後にインスリンという物質が多く分泌されます。
このインスリンは糖類を体内に吸収する働きを持っており、つまりこのインスリンが大量に分泌されてしまうと、体内に大量に糖類が分泌されてしまい、結果太りやすくなってしまいます。
オートミールはGI値が低い食品のため、食後に血糖値が上がりづらく、インスリンの分泌量も抑えられるので、太りづらいのです。
また筋トレをしている方が好んで食べるはこれらの理由からです。
オートミールは食べても太りづらいうえに、たんぱく質を多く摂取できるので、脂肪をあまり増やさず、筋肉を成長させやすい食品なのです。
オートミールの食べ方について

オートミールをそのまま食べるのもいいですが、単品だとはっきり言ってそんなに美味しくないです。
なのでより食べやすくするために、アレンジの加え方をいくつかご紹介します。
オートミールのレシピ① おかゆ
一番手軽なのはおかゆにして食べることです。
普通のおかゆと同様に、水を加えて調理し、お好みで梅干しや鮭、海苔などを添えることで美味しく食べることができます。
オートミールのレシピ② 牛乳+はちみつ
海外では最もメジャーな調理方法です。
牛乳と混ぜたものに、はちみつを加えるだけです。
このようにデザート風にしても美味しく食べられます。
オートミールのレシピ③ 牛乳+フルーツ
これも代表的なレシピです。
牛乳と混ぜたものに、フルーツを加えることでより美味しく食べられるのはもちろん、フルーツの栄養も一緒に摂取することが出来ます。
ここでは簡単なアレンジ方法をいくつかご紹介しましたが、これらのレシピ以外にも、食べ方は無限にあります。
気になる方はぜひ調べてみて下さい!
朝食が食べられない、という方はオートミールがおすすめ!

朝は時間がなくて朝食を食べられないという方は多いと思います。
そんな方にはぜひオートミールを朝食として取り入れることをおすすめします。
調理が簡単で時間がかからないですし、食感が軽く朝でも負担なく食べやすいです。
朝食を食べる習慣がない方は、オートミールから始めてみるのはいかがでしょうか?
↓におすすめのオートミールをご紹介しておきます。
スーパーなどでもよく売られている商品です。
他にも、プロテインメーカーとして有名なマイプロテイン社のオートミールもおすすめです↓
