【MJ】マイケル・ジャクソンの超名曲まとめ【マイナーな20選】

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マイケル・ジャクソンの曲といえば、どんな曲が思い浮かびますか?

おそらく多くの人がスリラービートイットバッドといった超有名な曲を挙げるかと思います。

もちろんそれらの曲も非常に素晴らしい作品なのですが、そういった超有名曲以外にもマイケルの素晴らしい曲は山ほどあるのです。

そこでこの記事では、ファン歴15年の私が、なかなか注目されることはないけれども、ファンの間ではとても評判の高い隠れた名曲たちをご紹介します!

マイケルの有名曲しか知らなかったという方は、この記事を読んでぜひ新しいマイケルの魅力を知ってください!

↓↓マイケル・ジャクソンのメジャー曲についてはコチラ↓↓
【MJ】マイケル・ジャクソンの超名曲まとめ【名曲25選】

マイケル・ジャクソンのアップテンポなナンバー

まずはダンスナンバーからご紹介します!

マイケルの曲にはノリノリでアップテンポなものから、バラードのようなスローで美しい曲までさまざまありますが、マイケルと言えばやはりダンスナンバー!

というわけで、聞けば思わず身体が動き出すようなポップなナンバーを12曲ご紹介します。

Xscape(2014年)

まるでDANGEROUSのような、クールでエッジの効いた曲調がカッコいい曲です。

2014年に過去の未発表曲をまとめたアルバムとして発売された「Xscape」の表題曲となる本作。
もともとこの曲は1991年発売のアルバム「DANGEROUS」の時期に作られたそうですが、結果アルバムの収録に漏れてしまったそうです。

ちなみにこの「Xscape」のアルバムにはすべて原曲+リミックスの2種類が収録されています。

リミックス版もおすすめなのですが、個人的にこの作品は原曲版のほうがよりカッコよくておすすめなので、そちらも一度聞いてみて下さい。

Dirty Diana(1987年)

ロック調で、少しダークな雰囲気をまとう本作。サビの盛り上がりはとにかくクールです。

1987年発売のアルバム「BAD」に収録されており、曲名のダイアナとはかつてマイケルが所属していたレコード会社「モータウン」に在籍していたダイアナ・ロスのことではないかと噂されましたが、マイケルはこれを否定しています。

かの英国ダイアナ妃もこの作品を大層気に入っていたそうですが、曲名が曲名なだけにマイケルとしてはロンドンのコンサートの際は歌わない予定だったそうです。

しかしダイアナ妃からぜひ披露して欲しいとリクエストがあり、結果ロンドンでこの曲を歌ったというエピソードは有名です。

Don’t Stop ‘Til You Get Enough(1979年)

この作品のイントロは聞いたことがあるという方も多いのでは?

いかにも7~80年代のディスコといった雰囲気を連想させる本作は、マイケルが成人して以後初のソロアルバムとなる「Off TheWall」に収録されています。

マイケルの声がまだ若く、粗削りながらも若さゆえの非常に伸びやかな歌声は、聞いていてとても気持ちが良いです。

ちなみにこの頃のマイケルの曲はブラックミュージック色が非常に強く、一部のファンからは最も高い評価を受けています。

Blood On The Dance Floor(1997年)

熟したマイケルの大人の色気を存分に感じられる、重厚感のある作品です。

この曲は1997年に事前プロモーションが一切なく、突如レコード店の店頭に並べられた「Blood On The Dance Floor」というアルバムに収録されています。

かなりチャレンジングな販売を試みた本作ですが、さすがは世界のマイケルなだけあって、アルバムは全世界で600万枚という信じられない売上を記録しました。

HISOTRY期のマイケルらしい、ダークな雰囲気満載の曲調で、MVでのスタイリッシュなマイケルのカッコよさに惚れ惚れします。

Mind Is The Magic(2010年)

妖しげなオーラを放つ、異色の作品です。

この作品は1989年に、ジークフリード&ロイという魔術師のコンビが開催した「ビヨンド・ビリーフ・ショー」のためにマイケルによって作られ、2010年にヨーロッパでアルバム作品としてリリースされました。

上記の通り特殊な経緯で作られたので、かなりマイナーな作品となっていますが、2009年公開の映画「This Is It」で2曲目と3曲目の間のドリルという演目で、この曲のイントロが使われていました。

幻想的でファンタジーなメロディは、まるでディスニーランドやUSJといったテーマパークで流れていそうな曲調だと個人的に感じました。

Money(1995年)

この頃のマイケルの曲らしい、少し不気味だがクセになるメロディが魅力の作品です。

本作はHISTORYという1995年に発売されたアルバムに収録されているのですが、このアルバム、とにかく全体的に少しくらい雰囲気の作品が多いんですよね。

なぜかと言えば、ちょうどこの頃、マイケルが幼児虐待の疑いで訴訟されていたからです(すべて冤罪でした)。
その影響からか、このアルバムには当時の苦境を思わせる作品が多く収録されています。

例えば、当時裁判でマイケルを追及していたトム・スネドンという検事を非難したとされる「D.S.」。

マイケルについて、デタラメの記事を書き続け、非難を続けるメディアを批判した「Tabloid Junkie」。

そして本作「Money」も、当時お金を苦心されることがとても多かったからだと思われますが、お金は人を悪魔にすると訴える作品です。

「Thriller」や「BAD」の頃に比べると、かなりダークで政治色も強くなっている本作ですが、作品自体は素晴らしいものが多く、一聴の価値ありです。

P.Y.T. (Pretty Young Thing)(1982年)

エネルギッシュで爽快感あふれる本作。
Thrillerのアルバムに収録されている作品は、どれもキラキラしていますね。

マイケルの作品の中でも、「Thriller」はブラックミュージックの雰囲気が色濃く出ているアルバムであり、この作品もとてもブラックミュージックらしくとてもリズミカルでファンキーな作品です。

アルバム「Thriller」には、スリラーやビートイット、ビリージーンやヒューマンネイチャーといった超ド級の作品ばかりが並ぶので、それ以外はどうしても影が薄くなってしまいがちです。

ただ伊達に世界で一番売れているアルバムではありません。
ぜひこのPYT含め、すべての作品を一度じっくりと味わってみてください。

A Place With No Name(2014年)

独特なビートを響かせる、ファン人気の高い作品のひとつです。

この作品は2014年に発売された未発表曲を集めたアルバム「Xscape」に収録されており、公式にはこのアルバムの発表ではじめて一般に公開された作品とされていますが、実のところは違います。

もともと生前最後のアルバム「Invincible」のために作られた本作ですが、その選考から漏れてしまい、日の目を浴びていませんでした。

しかしどこからかこの曲が流出し、Youtubeなどのメディアで拡散された影響で、ファンの間では未発表曲ながらよく知られた作品だったのです。

ちなみにですが、先にご紹介した「Xscape」も同様で、何者かによって流出され、ファンの間で人気を誇っていた作品の一つです。

2014年に念願叶ってリリースされた本作、ファン人気もうなずける名曲です。

Wanna Be Startin’ Somethin’ 2008 with Akon(2008年)

小気味良くリズミカルな曲調ゆえに中毒性が高く、永遠に頭の中でループし続けるような魅力のある曲です。

この曲は、世界一売れたアルバムとして名高い「Thriller」の発売25周年を記念した作品「スリラー 25周年記念リミテッド・デラックス・エディション」に収録されています。

スタートサムシングといえば、マイケルのライブでは必ず披露され、跳ねるような軽快なリズムがとても心地よい超名曲。
その曲をサンプリングし、現代風にリミックスされた本作もとても完成度の高いものとなっています。

この曲でコラボしているのは、こちらも世界的なシンガーであるエイコン
マイケルのような高い音域のボーカルは、この曲にとてもフィットしています。

Tabloid Junkie(1995年)

マイケルの怒りのパワーが込められた、刺々しくもクールな一面も併せ持つ作品です。

この曲は1995年発売の「HISTORY」というアルバムに収録されています。

前述しましたが、ちょうどこの時期にマイケルは訴訟を起こされていたため、その影響からか、アルバム全体的に少しダークな雰囲気が漂っています。

本作もまさに当時の苦悩を訴えるかのような内容で、曲名の通り、マイケルについてあることないことを書き連ね、デタラメな記事を量産し非難し続けるタブロイド紙を批判している作品です。

ただ曲自体はとてもカッコよく仕上がっており、当時のマイケルが抱いていたであろう、怒りのパワーが込められた迫真のヴォーカルには惹きつけられるものがあります。

HIStory(Tony Moran’s HIStory Lesson)(1997年)

非常にダンサブルでポップな本作品。
個人的にマイケルのリミックス作品の中では、圧倒的にこの作品が一番好きです。

この作品は1997年に事前プロモーションなしで突如発売された「Blood On The Dance Floor」というアルバムに収録されています。

原曲のHISTORYもとてもいい曲なのですが、この作品はよりアップテンポでノリの良いメロディにリミックスされており、原曲を凌ぐ完成度を感じさせます。

この作品が収録されているアルバムは、前述の通り事前告知が一切なく突如店頭にて販売されるというかなりチャレンジングな手法がとられ、また発売に至るまでの過程についてもほとんど触れられることがない、かなり謎めいた作品です。

それゆえ、表題曲以外の作品にあまりスポットライトが当たることがないのですが、他にも素晴らしいリミックス作品が収録されていますので、ぜひ一度聴いてみて下さい。

Love Never Felt So Good(2014年)

とてもポジティブなオーラに包まれた、ポップでリズミカルなナンバーとなっています。

元インシンクのメンバーで、現在もソロシンガーとして活躍するジャスティン・ティンバーレイクとも共演した本作品。
2014年に発売された未発表曲を集めたアルバム「Xscape」に収録されています。

本作をお聞き頂ければ分かるように、まだマイケルの声にあどけなさが残り、曲自体もソロデビュー初期の頃を思わせる、底抜けに陽気な雰囲気をまとっています。

それもそのはず、この曲は1983年とアルバム「Thriller」がリリースされた翌年に作られた作品だからです。

この時期に作られたマイケルの作品は、どれもポップで聞き心地が良く、思わず身体が動き出してしまいそうな作品ばかりです。

このように、時期によってマイケルの作品は色合いが違うため、それぞれ聞き分けながら楽しんでみて下さい。

マイケル・ジャクソンの美しいボーカル曲

マイケルの最大の特徴と言えば、その美しいボーカルです。

マイケル・ジャクソンというと、ムーンウォークをはじめとしたダンスパフォーマンスのイメージが強いかと思いますが、歌唱力にも定評があります。

5歳にして世界のスターとなった、その圧倒的な歌唱力を楽しめる曲をご紹介していきます。

※カッコ内は作品の発表時期です。

Baby Be Mine(1982年)

個人的にマイケルのすべての曲の中で、ビリージーンに次いで2番目に好きなのがこの曲です。

イントロの幻想的なシンセサイザーのメロディから、すでに心を掴まれる。
どことなく幼少期を思い出させ、心地よい懐かしさを感じずにはいられません。

曲調はOff TheWall~Thriller期のような、いかにもファンタジーで夢いっぱいといった感じのメロディで、すごくポジティブな雰囲気にあふれています。

またマイケル自身のボーカルも大変素晴らしい。
とても伸びがあり、まだ影がなく瑞々しい歌声は、聞いているものを恍惚とさせます。

この曲はかのモンスターアルバム「スリラー」の2曲目に収録されているのですが、他の曲のあまりの知名度ゆえに、本作は少し隠れてしまっています。

目立たない本作ですが、スリラーやビートイット、ビリージーンなどのいわば濃い味付けではなく、やや薄味だが一生飽きずに食べられる、それでいて食べるごとにハマっていくような不思議な魅力をまとっています。

ぜひ一度だけでなく、何度も繰り返しこの曲を聞いてみて下さい。
いつか必ず、この曲なしでは生きていけない身体になること間違いなしです。

The Lost Children(2001年)

マイケルの繊細で美しいボーカルが存分に楽しめる、名曲中の名曲です。

生前最後のアルバム「Invincible」に収録されている本作ですが、このアルバムの中ではいい意味で浮いている作品です。

というのも、このアルバムを手掛けたのは、当時新進気鋭のプロデューサーであったロドニー・ジャンキース、ほとんどの収録曲はマイケルと彼の手によって作られていました。

しかし本作と「Speeechless」という2作品だけは、作詞・作曲ともにマイケルの名前しかクレジットされておらず、つまりマイケルだけで作られた作品なのです。

同アルバムの他作品が、当時のトレンドに強く影響されているのに対し、本作と 「Speeechless」 はマイケルらしさを全面的に感じる、ファンにとってはたまらない作品となっているのです。

本作は実に壮大な作品に仕上がっています。
導入は優しいメロディから始まりますが、その後はマイケルの声も段々と熱を帯び、後半は子どもに対する思いを強く訴えかける、とても迫力のある作品でもあります。

We’ve Had Enough(2004年)

そのメロディや歌詞の内容から、鬼気迫る雰囲気を感じる、メッセージ性の強い曲です。

2004年にリリースされた「The Ultimate Collection」に収録されている本作品。
このアルバム以外では聞くことができない、マイナーな作品です。

本作は2003年に開戦したイラク戦争(アメリカを中心とした連合国軍とイラクとの間で行われた戦争)に対する反戦歌として作られました。

当時孤児のためのチャリティー活動や環境破壊に反対する活動、また反戦を訴える活動を行っていたマイケルにとって、こういった作品が作られるのは必然であったかもしれません。

歌詞の内容から、マイケルの戦争反対とする強いメッセージを感じますし、メロディにもスローテンポで重々しい雰囲気を漂わせます。

サビの渾身のヴォーカルは、EarthSongにも似た強いパワーを感じます。

少し重い曲ですが、あなたの心に強く訴えかける、強大なパワーを持つ作品です。

Hold My Hand(2010年)

ハートフルで幸せな気分になる、優しい雰囲気の作品となっています。

2010年に発売された未発表曲をまとめたアルバム「Michael」から先行リリースされた本作。
もともと2008年にリリース予定でしたが、発売前に音源が流出してしまい、発売は見送りになっていました。

リークされた経緯があったため、ファンの間では知られた、人気のある作品でした。
制作されたのは2008年とかなり新しいですが、マイケルの優しい歌声は健在でした。

また共演しているエイコンの声質も相まって、さらに聞き心地の良さに拍車をかけています。

疲れた心に優しく寄り添ってくれる名曲です。

Stranger In Moscow(1995年)

なんとも形容しがたい不思議な魅力を放つ作品。
スルメ曲というべきか、聞けば聞くほどにのめり込んでいく中毒性のある曲です。

1995年に発売された「HISTORY」に収録されている本作。
正直なところ、初めて聞いた時はあまり印象に残らない曲でした。

しかし荘厳な雰囲気と、ミュージックビデオのマイケルの美しさに次第に惹かれるようになり、気づけば大好きな一曲になっていました。

何よりマイケルのヴォーカルがとても美しい。
まるで催眠術にかけれらているかのような、撫でるような声には完全に取りつかれます。

またMVのイメージから、私は雨が降っている日は必ずこの曲を聴くようにしています。笑

She’s Out Of My Life(1979年)

ソロデビュー初期の、若々しいマイケルのヴォーカルを楽しむのにはうってつけの作品です。

成人以後初のアルバム「Off The Wall」に収録されており、まだもろさや危うさをはらんだ歌声が疲労されます。

使用されている楽器が少なく、マイケルの歌声によりフォーカスして聴くことができます。

またこの曲のレコーディング中、マイケルが曲の最後に泣いてしまい、何度も録り直すことになったらしいのですが、どうしても泣いてしまうということで、マイケルの泣き声が曲の最後に収録されたままになっています。

当時のピュアなマイケルらしいエピソードがうかがえる作品です。

Will You Be There(1991年)

まるで天使のような、優しく寄り添うマイケルの極上ヴォーカルを堪能できる作品です。

1991年に発売されたアルバム「DANGEROUS」に収録されている本作。
まるで教会で歌われる讃美歌のような、荘厳な雰囲気を持っています。

個人的にはマイケルの代表曲中の代表曲と言っても良い、「Man In The Mirror」と同じくらいの魅力を持っていると思います。

ライブ時のパフォーマンスもぜひ一度ご覧になってみて下さい。

Liberian Girl(1987年)

妖艶な世界観を感じさせる、どこか切ないメロディの作品です。

1987年発売のアルバム「BAD」に収録されていますが、アルバムの中でもどちらかというとマイナーな作品です。

というのもBADはThrillerに負けず劣らず、主力級の作品がゴロゴロおり、BADやTHE WAY YOU~やスムーズクリミナル、I JUST~やマンインザミラーなど、まるでベストアルバムかのようなラインアップなのです。

こういった作品群につい隠れがちな本作ですが、そのミステリアスな曲調とマイケルのささやくようなヴォーカルは圧巻の出来となっています。

ぜひライブ映像も見てみて下さい!

ハリウッド、ロサンゼルス、ウォークオブフェイム、マイケルジャクソン

ここまでマイナーな隠れた名曲20選を一気にご紹介してきましたが、いかがだったでしょうか?

世間にはあまり知られていない作品ばかりなので、きっと今まで知らなかったお気に入りの一曲を見つけられたのではないでしょうか?

ここまで基本的にはマイケルのミュージックビデオを中心に紹介してきましたが、MVにとどまることなく、ぜひライブ映像も観てみて下さい!

マイケルは偉大なアーティストであると同時に、偉大なパフォーマー、そしてエンターテイナーでもあります。
もちろんMVも素晴らしいのですが、マイケルの真骨頂はライブにあります。

マイケルのライブ演出は、MV同様に後世のアーティストに多大な影響を与えました。
有名なのが、ライブの登場シーン、彼がステージ下から飛び出るポップアップという演出は、マイケルが考案したと言われています。

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コメント

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