ここ最近の健康志向ブームの影響で、運動、筋トレがしたくてジムに通いたい!と思っている方や実際にジムに通い始めたという方、すごく多いんじゃないかなと思います。
なんせ最近のフィットネスブームはすごいですからね、スポーツジムの数も全国的に増える一方です。
一方、せっかく決心をしてジムに行き始めたのにも関わらず、最初の数回で挫折し続かない方が多いのも事実です。非常にもったいない・・・
ジムに行けば人生が変わる!とまで大それたことは言いませんが、少なくとも多少良い方向には進みます。
男女ともに自分の理想とする身体に近づくことで、自信を持てることは間違いないです。
それにより人生の幸福度が少し上がり、トレーニング以外のことにも影響が及んだり・・・と人生を好転させる良いサイクルを生み出すきっかけになります。
そこでこの記事ではジムに行き始めた方のあるあるを紹介しつつ、初心者の方が陥りやすいその状況を解決するための方法も併せてお伝えしていきます。
ちなみに僕はすべて経験済みです。
筋トレ初心者あるある① ランニングマシーンで走り続ける
「マシン(付近のマッチョ)が怖くて近づけん・・・」
はじめてジムに行った時のぼくです。決して走るためにジムに入会したわけではありません。
いやはじめは本当にマシン使うのが怖くてしょうがないんですよね。
僕の場合は身長173センチで体重が55キロとかなりの痩せ型だったこともあり、
「こんなクソガリが戦場(ジム)で何やってんだ」と思われるのが怖くて怖くて、
結局手を出しやすいランニングマシーンで1時間走り続けました。過呼吸寸前。
まぁここは勇気を出すしかないんですよね。マシンに触れる恐怖を、パンプアップした時の喜びが勝ればあとは楽です。身体が勝手にマシンを求め始めますから。
とはいえどうしても億劫だという方に向けて、解決法を2つお伝えします。
人の少ない時間帯を狙う
人の少ない時間帯というのはジムによって異なりますが、やはり夜よりも朝のほうが全然人はいないです。そういう時間帯を狙って、少しでも心理的負担を軽減させましょう。
朝からトレーニングはちょっと・・・という方は逆に深夜寄りの閉店間際か、それもきつい方は有給をとって平日の昼間に行くなどしてみて下さい。
やはり周りの目の数が減ればその分はじめて触るマシンに挑戦するときのハードルは下がりますからね。
目をつぶる
シンプルすぎますが、マシンにいる間ずっと目をつぶっていると意外と気になりません。
マッチョを視界に入れないだけで、多少落ち着きます。
初心者にとっての最大の敵は玄人感満載のマッチョどもです。
こいつらのせいでいったい何人ものゴリラ予備軍たちがジムから姿を消していったのでしょう。。。
ということでマッチョは物理的に視界から消してしまいましょう。
ただフォームが乱れないようにだけご注意を。
筋トレ初心者あるある② 重すぎるダンベルを持って背中を痛める
「俺見た目はガリガリだけど、10キロくらいのダンベルじゃないと物足りないんだよね」
というアピールをしたいがために、結果背中を1週間近く痛めることとなった(ぼくの)実例です。
10キロのダンベルでアームカールをしていたのですが、あまりにも重すぎて腕の力だけでは全く上がらず。
なので思い切り反動をつけて、背中を反らしまくって何とか上げてましたからね。
端から見たら完全に逆ヘドバンしてました。
「軽いダンベルを使うのがなんか恥ずかしい」
「死ぬほど重いけど、最初から高重量に慣れておこう」
上記のような理由で身体が耐えられない重さにいきなり挑戦するのは絶対にやめましょう。
ケガの原因となります。
あくまで今の自分の筋力に見合った重さからはじめ、段階的に負荷を上げていくのです。
そうすれば、筋肉の成長も感じやすいですしね。
まぁでも男性の方であれば、あまり軽いダンベルは使いたくない、と思う方も少なからずいるかもしれません。
そういう方は、ここは我慢をして腕トレは後回しにしましょう。
BIG3などの種目で、腕の筋力をつけてから高重量ダンベルにチャレンジ
腕の筋肉って身体の部位の中でも目立ちやすいので、初心者の方はまず鍛えたくなるかもしれませんが、まずは大胸筋、背筋、下半身のトレーニングから行うことをお勧めします。
このあたりのトレーニングを行うことで、例えば大胸筋を鍛えていれば、自然と腕の筋力がついてくるので、胸+腕と同時並行的に強化できます。
こういう複数の部位を鍛えることが出来る種目をコンパウンド種目と言います。まずはここから。
一方、アームカールのように腕の筋肉だけ、といった単体の部位のみを鍛える種目のことをアイソレーション種目と言います。
これはコンパウンド種目と比べて効率も悪いので、ある程度トレーニング歴が長くなってきたら取り組みましょう。
若干話が遠回りしましたが、腕の筋肉を鍛えたければ、胸や背中を鍛えることで勝手に強くなるから、まずはそういった部位を鍛えてから、ダンベルに移行しましょう。
ダンベルは逃げません。
筋トレ初心者あるある③ 自重トレーニングと比にならないパンプ度合いに興奮する
まるで自分の身体じゃないみたい・・・///
僕は一年くらい自重トレーニングを続けたのちにジムに通い始めたのですが、初めて重りをつけたマシンを使った後、驚愕しました。
もうね、自重トレーニングの時とは比べ物にならないくらいパンプアップしていて、あの瞬間は今でも忘れられません。
ちなみにパンプアップとは、トレーニングをした後に、鍛えた部位が一時的に大きくなることです。
辛いトレーニングを乗り越えた後のご褒美みたいなものですね。
入会お試し期間を利用してジムに行ってみる
「自重トレーニングを継続しているが、中々効果が得られない・・・」
そうお悩みの方は、試しに身銭を切ってジムに行ってみることをおすすめします。
お試し期間として、入会してから数か月は通常よりも安く利用できるジムも多いですからね。
試しに行ってみる、想像以上のパンプアップを経験してみる、あとはその時の感情とジムの利用代を天秤にかけてみる。
退会はすぐ出来ますし、チャレンジする価値はありますよ。
筋トレ初心者あるある④ 異性(女性)の及ぼす影響力が尋常じゃない
ここは戦場だ、異性には興味がない。(チラッ)
まぁこれはジムに限った話ではありませんね。
この世の漢は全員そうだと思いますが、近くで女性がトレーニングをしているのを見ると、確実にパフォーマンスが上がっているような気がします。
筋トレがつらいという男性は、ぜひ女性の頑張る姿を見て、モチベーションをぶち上げて下さい。
余談ですが、スタッフの女性に目を奪われることも多々あります。
だからといって女性を見すぎてはいけない(あたりまえ)
はい、もちろんです。
JKの脚を見るかのような目でジムにいる女性を見ないでください。
女性のジム退会要因のひとつとして、男性にジロジロ見られる、というのがあるくらいなので、
言わずもがなですが女性を見すぎるのはマナー違反です。
お互い気持ちよくトレーニングできるよう、相互扶助の精神を大切にしましょう。
筋トレ初心者あるある⑤ ラットプルダウンが全然背中に効かない
広背筋って存在するの?
これは少しジムに慣れてきた方向けかもしれませんが、ラットプルダウンってマシンの中で圧倒的に効かせるのが難しくないですか?
正直今でも正しく効かせられているかどうか、自信がありません・・・。
僕は数週間独学で頑張りましたが、やっぱり背中に思うように効かせられなかったので、ジムのスタッフにやり方を聞くことで解決させることが出来ました。
困っている方はすぐプロに聞きましょう。
間違ったフォームでトレーニングを続けるのが一番時間の無駄ですからね。
さいごに コロナ禍の今、ぜひ日常に運動を取り入れよう

世の中がこんな状況なので、心理的に不安になりふさぎ込んでしまう方や、リモートワークで人と話す機会が減り、精神的に不安定になってしまう方も多くいるかと思います。
そんな方にはぜひ、筋トレでも、ヨガでも、ランニングでも良いので何かしら運動をする習慣をつけることを強くお勧めします(もちろん、感染予防をしっかりとした上で、です)。
運動は大事、とジョイマン高木をはじめ多くの方が言いますが、個人的に何がそんなに大事なのかと言えば、運動習慣はいざとなった時の心のよりどころになるということです。
将来に不安を覚えたり、何か失敗をして落ち込んだり、異性にもてなかったり・・・。
そんな時に、「俺、私にはこれがある!」と胸を張って言えるよりどころがあるかどうかは、かなり大事だと思います。
メンタルが落ちている時には、本当に救いになります。
さぁ、ジムに行くかどうか悩んでいる方は、まずジムのホームページを開いてみるところから始めましょう。